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【フェルミ推定問題】が『マイクロソフト入社試験』などの
一流企業での入社面接試験で採用されているようです。


米国では、科学的で論理的な思考力を養成するために
大学の授業でも、よく取り入れられているようですよ。


ちなみに、言葉として『フェルミ推定』という語句が日本に輸入してきたのは、
【広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス】』

【送料無料】広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由


・・・という本が発売された2004年が初めだろうと言われていますが、
考え方自体は、それ以前から大学の理工学部でも講義されていたそうです。


それでは、実際に【有名なフェルミ推定の問題】の解き方を紹介していきます。


【アメリカのシカゴには何人(なんにん)のピアノの調律師がいるか?】を推定します。
この問題は、シカゴの大学生に対してフェルミ自身が出題したとされている有名な問題です。



この問題に対して、例えば次のように概算することができる。

1.シカゴの人口は300万人と仮定します。(街の全人口を仮定)
2.シカゴは、1世帯あたり平均3人程度と仮定します。(街の世帯数を仮定)
3.ピアノを保有している世帯が10世帯に1台の割合であるとします。(街のピアノ所有世帯数を仮定)

4.平均1年に1回、ピアノ1台を調律すると仮定します。(ピアノを調律するスパンを算出)
5.調律師が1日に調律するピアノの台数は3つとします。(調律師の仕事量を算出)
6.調律師は週休二日とし、年間に約250日働くと仮定します。(街に必要な調律師の人数がわかる)


そして、これらの仮定を元に次のように推論していきます。

●シカゴの世帯数は、(300万/3)=100万世帯程度。
●シカゴでのピアノの総数は、(100万/10)=10万台程度。
●ピアノの調律は、年間に10万件程度行われる。
●それに対し、(1人の)ピアノの調律師は1年間に250×3=750台程度を調律する。
●よって調律師の人数は10万/750=130人程度と推定。



問題の前提における「仮定数値」や「推論の方法」などが違うと、
結論に誤差を生じることもありますが、

採用試験など、相手の【考える力】を調査・評価したいときには、
【フェルミ推定の問題】を解いてもらうのが有効との考え方もあるようです。



一口に『勉強がデキる』という言葉がありますが、
アタマの良さにも色々と種類がありますねぇ~。。

書いていて、脳ミソに汗があせを掻いてきました(笑)






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